
コロナ禍を経て在宅勤務など、お家で過ごすことが増えたこの頃。
趣味の一つにピアノを始めてみようかなと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
とはいえ、どのようにピアノを始めたらいいのか。。。
ここではピアノの弾き方・学び方・楽器の選び方まで解説いたします。
ピアノの学習方法
まずはピアノの弾き方を習得する方法について解説します。
昔から定番である音楽教室でのレッスンに加えて、最近は動画やスマホ・タブレットのアプリで練習できるようになっているんです。
アプリ
ピアノ始めたいけど、「楽器をそろえるところから、、、」「楽譜がよめない、、、」と思うとハードルを感じますよね。
そこでおすすめなのがアプリでの練習です。
ピアノ練習アプリはスマホさえあれば、楽器を購入したりなどの初期費用をかけずに始められます。
また場所を選ばずにいつでもどこでも練習ができてしまいます。
楽譜が読めない、、という場合でも大丈夫。
実際に鍵盤のイラスト上にガイドを示してくれるのでゲーム感覚で弾き方を身につけられてしまいます。

動画レッスン
現在ではYou Tubeでもピアノの弾き方を解説している動画も多くあります。
普段からピアノを教えている講師が実際にピアノを弾きながら解説しています。
手元や足元、楽譜にフォーカスして映し出されるので、リアルに弾いている姿を間近でみているような感覚で学ぶことができます。しかもYou Tube上であれば無料です。
自分の好きなタイミングで場所を選ばずにリアルに弾いている様子をみて学ぶことができます。
※参考:動画で弾ける!ピアノレッスン
個人レッスン
昔から定番なのが個人レッスン。
習い事として親御さんに連れられた方も多いのではないでしょうか。
個人レッスンとはいっても、現在では直接いかなくてもZoomなどオンラインでレッスンを実施している教室もあります。
個人レッスンの魅力はなんといってもパーソナライズされたレッスンを受けることができること。
個々人のレベルに応じた指導を受けることができます。
また個人レッスンには「ドレミファソ―ラファミッレッドー♪」でおなじみのヤマハやカワイといったチェーン店での教室と、個人宅・ピアノスタジオで行われている個人教室があります。
比較的安価で通えて身近にあるのがチェーン店の教室。
ただ、デメリットとして希望した曜日や教室、時期によって講師が変わってしまうため、同じ金額でもレッスンの質の差が出てしまうところはあります。
個人宅などの教室のメリットとしては長く同じ講師習い続けられることです。
ピアノをよりうまくなろうとすると上達するまでには長い時間がかかります。
長く同じ講師から学び続けることで質の安定したピアノ教育を受けることができます。
アプリ | 動画 | 個人レッスン | |
手軽さ | ◎ | ◎ | △ |
質 | 〇 | 〇 | ◎ |
初心者のための楽譜の選び方
ピアノを練習していくうえで大切になるのが楽譜。
目的によって楽譜の選び方がかわってきますが、最初は楽しむことが大切。
ご自身で憧れている曲でも初心者用の楽譜を使えば弾けるようになります。
初心者向けの楽譜販売サイト
初心者向け楽譜に特化した専門のサイトがあります。
音名や指番号まで記載されており、楽譜に慣れていなくてもすぐに弾ける記載の工夫がされています。
※音名と指番号についてはこのあと解説します!
〇ヤマハ「ぷりんと楽譜」
オンライン上で楽譜の購入が完結しているサイトです。
初級者向けの楽譜から上級者向けの楽譜まで販売されております。
サイトトップページにはランキングの記載があり、流行り曲の楽譜が人気です。
曲によって初心者向けの楽譜がないこともありますが、ランキングに掲載されている曲であれば、初心者向けの楽譜が販売されている可能性も高いです。
選び方も簡単。
気になっている曲目を選択すると、各楽譜にレベルが記載されています。
初心者であればこの「入門」となっているのがおすすめです。

〇ピアノ塾
ピアノ初心者のための楽譜を配信しているサイト。
童謡やクラシック、ディズニーソングにいたるまで多くの日本人に知られている曲を多数掲載しております。
著作権が切れている曲は基本的に無料でダウンロードができ、著作権が適用されている曲も閲覧までは無料でできます。
あいうえお順に曲目が掲載されており、クリックすると楽譜が出てきます。
また、サイトのページ下部にはコメントを残せるようになっており、楽譜を利用した感想や要望を匿名で書き込むことも可能です。

ピアノを弾いてみよう
では実際にピアノの弾き方を解説します。
音階
ピアノは左から順番にドレミファソラシ ドレミファソラシ…の繰り返しで鍵盤が並んでおります。

このように最初は鍵盤に音名のカラーシールを貼るのもおすすめです。
「ド」の見つけ方
鍵盤の位置を覚えるのに基本になるのが「ド」の位置。
「ド」をみつけるにはまず黒鍵(黒い鍵盤)をご覧ください。
黒鍵を見てみると2つのかたまりと3つのかたまりになっているのがわかります。

「ド」の位置は2つのかたまりの左側にある白鍵です。

指番号
ピアノを弾く際、親指や人差し指など各指をさす時は番号で呼びます。
親指から小指にかけて順番に1~5が割り振られています。

このように初心者用の楽譜には音名と指番号が書かれているので、その指示に従うと自然な手の運びで弾けるように設定されています。

初心者のための楽器の選び方
アプリや動画でもピアノの弾き方が学べるとはいえ、だんだん実際に楽器を触って練習したくなってくるもの。
ここではピアノの種類の特徴を挙げながらそれぞれの特徴を解説します。
電子ピアノ
電子ピアノと言うとキーボードとよく間違われることがあります。
電子ピアノとキーボードの大きな違いは鍵盤の数。
電子ピアノは88鍵に対してキーボードは88鍵より少ないのが特徴です。
鍵盤数の他にも電子ピアノでは、タッチの強さで音の強弱をつけられるようになっているのでよりアコースティックの楽器を再現しています。
価格帯は数万円~20万円程。
中古やリサイクルショップで探せば1万円以内で購入することができます。
ヘッドホンをつければ周囲への配慮も少なく練習することができます。

アップライトピアノ
アコースティックピアノで一番手に届きやすいのがアップライトピアノ。
奥行きがコンパクトに設計されているので一般家庭でも設置しやすいです。
価格は40万~80万円程。中古だと20~60万円程になります。
強弱の幅や音の解放感においてアコースティックピアノの中ではやや劣りますが、初心者の方にはおすすめです。

グランドピアノ
せっかくならより本物のピアノで練習したいという方や今後熱心にピアノを習得したい方にはグランドピアノがおすすめです。
サイズが大きく重そうなイメージがありますが、一番コンパクトなもので奥行き150cm、重さ約300kgになります。
重さ約300kgというと重そうなイメージがありますが、体重60kgの大人5人分と考えると難しいイメージが払拭されるのではないでしょうか。
価格は約200万円程。中古にすると100万円程になります。
車の価格帯と同じになりますが、せっかくやるなら楽器にもこだわるのもおすすめです!

まとめ
ここまでいかがでしたか?
ここまでピアノの始め方や弾き方、楽器の種類を解説してきました。
以外とピアノは手軽に始めることができるイメージを持っていただけたのであれば幸いです。
一番はピアノを楽しむこと!
ぜひ、ピアノライフを始めてみてください!!
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